<西野監督>ポーランド戦で速報情報を警戒! “他会場無視”宣言「選手に伝える気ない」

ポーランド戦引き分け以上で日本がグループ突破 敗戦の場合は他会場の結果次第

日本代表は現地時間28日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3戦のポーランド戦に臨む。日本は引き分け以上でグループリーグ突破が決まり、敗戦の場合は他会場の結果次第となる。前日会見に出席した西野朗監督は、「選手に伝える気もない」と“他会場無視宣言”をした。

 19日のW杯初戦コロンビア戦で2-1と金星を挙げた日本は、24日の第2戦セネガル戦は2-2ドローで勝ち点1を獲得。2試合を終えた時点でのグループHの状況は、日本がセネガルと勝ち点4で並ぶも反則ポイント差で首位に立ち、3位が勝ち点3のコロンビア、最下位が2連敗で勝ち点0のポーランドとなっている。

 日本はポーランド戦で引き分け以上だと決勝トーナメント進出が決定する。仮に敗れた場合、セネガルがコロンビアに勝利すると日本の突破が決定し、両国が引き分けると日本の敗退。逆にコロンビアがセネガルに勝利した場合、日本とセネガルが勝ち点4で並び、得失点差・総得点・当該チーム成績・反則ポイント・抽選の優先順位で決まる。

 他会場のコロンビア対セネガル戦は、日本対ポーランド戦と同時刻にキックオフされるなか、西野監督は「あまり他会場を気にしたくないし、(途中経過などを)選手に伝える気もないが、どこからか選手に情報は入る。それによって動きが変わらないようにしたい」と、情報が耳に入る影響に対して細心の注意を払っている。

2試合連続で同様の11人を先発起用、「デリケートな3戦目」で数人入れ替えか

 初戦と第2戦は同じ11人を先発として送り込んだ。ともに4-2-3-1で、GKに川島永嗣、4バックに左から長友佑都昌子源吉田麻也酒井宏樹。2ボランチ長谷部誠柴崎岳、2列目は左から乾貴士香川真司原口元気と並び、最前線に大迫勇也が入っていた。

メンバー固定による疲労も少なからずあり、決勝トーナメントも見据えて第3戦目は数人の入れ替えが予想されている。指揮官は「一人ひとり、チームが疲弊しているなかで戦わないといけない。明日のメンバーに関して、今日のトレーニングで最終確認ができる。それによって最終的に決めたい」とコメントするにとどめた。

「デリケートな3戦目なので、ベンチワークも重要になると思う」

 そう展望していた西野監督。自身の采配も含めて、緻密なベンチワークが求められることになりそうだ。

6/28(木) 10:20配信
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